過去ログ - 魔王「よくぞ来た、勇者よ」男(抱きしめて頭撫でてやりたい)
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◆U/eDuwct8o
2013/05/15(水) 17:46:51.32 ID:hxAx2Cm9o
受付嬢「この村で魔物の討伐依頼があったんですよ。」トントン
地図上で1つの村を指差しながら説明する。
受付嬢「被害自体は農作物だけで、村の人達は全員無事だったんですけど、近くに巣があったらしいです。」
以下略
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◆U/eDuwct8o
2013/05/15(水) 17:49:35.80 ID:hxAx2Cm9o
戦士「別に遠い村でもないし、歩いて行けば良いんじゃねぇか?半日もあれば着くだろ。」
魔法使い「えー、嫌よ面倒くさい。」
男僧侶「とても勇者と旅する人間の台詞とは思えないな…」
以下略
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◆U/eDuwct8o
2013/05/15(水) 17:51:09.79 ID:hxAx2Cm9o
〜道中〜
勇者「久しぶりですね。こうして歩いて移動するの。」ノビー
男僧侶「確かに。ここ最近は、馬車だの転移だのばかりだったからな。」
以下略
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◆U/eDuwct8o
2013/05/15(水) 17:53:21.31 ID:hxAx2Cm9o
戦士「こいつ等、すばしっこくて嫌いなんだよ。」
男僧侶「ああ、力に任せて馬鹿みたいに剣を振るうお前とは相性が悪いだろうな。」
戦士「ああ!?誰が脳筋だって!?」
以下略
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◆U/eDuwct8o
2013/05/15(水) 17:58:28.17 ID:hxAx2Cm9o
戦士「オラァ!!」ブン
1番近い魔物に斬りかかるが、あっさりとかわされた上に反撃を受ける。
戦士「痛ッ、てぇな!」ブォン
以下略
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◆U/eDuwct8o
2013/05/15(水) 18:01:02.26 ID:hxAx2Cm9o
魔法使い「ふー。集まっててくれると当てるのが楽で良いわ。」
勇者「…えっと…戦士さんも居ましたよね…?」
男僧侶「あいつなら平気だろう。体だけは丈夫だからな。まぁ、もし怪我をしてたら回復魔法でもかけてやれば良い。」
以下略
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◆U/eDuwct8o
2013/05/15(水) 18:06:26.53 ID:hxAx2Cm9o
戦士「よっしゃあ!!」
ダメージも回復し、再び攻め始める戦士。太刀筋は今までと同じだが、先程とは違い、相手の魔物の動きが明らかに鈍っている。魔法使いの放った攻撃が響いているらしい。
戦士「ハァッ!!」ブォン!
以下略
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◆U/eDuwct8o
2013/05/15(水) 18:09:59.78 ID:hxAx2Cm9o
勇者「っ!!」ヒュン
戦士の喉笛に牙が突き立てられようとしたその瞬間、勇者が側面から魔物の腹部を切りつける。
魔物「ガッ…!!」
以下略
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◆U/eDuwct8o
2013/05/15(水) 18:12:55.41 ID:hxAx2Cm9o
魔法使い「そんなの勿論分かってるわよ。…私だって、もし聖剣に選ばれたのが勇者ちゃんじゃなきゃ、誰が"勇者"のお供なんかするもんですか。」フン!
勇者「…そんな真顔で言い切られても…」エェー
男僧侶「ハァ…理由が不純と言うか、むしろ一周回って純粋と言うか…」
以下略
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◆U/eDuwct8o
2013/05/15(水) 18:15:49.94 ID:hxAx2Cm9o
勇者「そんな…僕なんかまだ騎士さんには全然敵いませんよ。」
戦士「…へー。"まだ"、ねぇ。」ニヤニヤ
勇者「!?い、いや違います!そう言う意味で言ったんじゃないですって!!」ワタワタ
以下略
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