過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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261: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/04/29(月) 22:12:02.37 ID:8XGZlnNx0

ほむらやマミは、その場で魔法少女による治療を受けていた。
特にマミは外傷が激しく、大量の血液を失っていたため意識が朦朧と
していた。
精神的な疲労から立ち直ったほむらは温かい飲み物と毛布を
以下略



262: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/04/29(月) 22:13:49.37 ID:8XGZlnNx0

一方のマミは簡易寝台の上で目を覚ます。止血用の包帯の上から治療の
魔法をかけられていたため、あちこちがぐるぐる巻きにされている。
けれども、ほとんど外傷は塞がっているが本格的な治療は翌日にという
ことで後回しだ。
以下略



263: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/04/29(月) 22:16:06.04 ID:8XGZlnNx0

事情聴取と称し、杏子とさやかは保護されていた。紙袋は捨てられ
顔をさらしたさやかは、目を閉じたまま俯いていた。
事情聴取とは名ばかり。実際には周防達哉の保護下にあるのが正しい。
あれこれ事情を知らない警察官の手に渡ってはどうなるかわかったもの
以下略



264: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/04/29(月) 22:18:47.19 ID:8XGZlnNx0

魔法少女の治療を終えたマミの部屋に生徒たちが集まる。達哉が制止の
声を上げる間もなく、簡易寝台の周りに人だかりができる。

「巴さん! よかった。無事だったのね」
以下略



265: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/04/29(月) 22:20:35.51 ID:8XGZlnNx0

日も落ち、やや薄暗くなる街。だが夜なお喧騒が残る見滝原は、
不気味なほど沈黙していた。やはりそれは、ラストバタリオンのせいで
あり、まるで戦時下のような不安感のせいだろう。

以下略



266: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/04/29(月) 22:23:53.71 ID:8XGZlnNx0

魔法少女たちに事情を聴く内容が『JOKER様呪い』に及んだ。

「ひょっとして、『噂が現実になる』って話ですか」

以下略



267: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/04/29(月) 22:25:27.29 ID:8XGZlnNx0

一方の女性、芹沢うららは名乗りながらパオフゥをたしなめる。

「そういうことあっさりばらしていいの?」

以下略



268: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/04/29(月) 22:26:58.61 ID:8XGZlnNx0

その事件の際も『噂が現実になる』ということがあったため、それが
再びここでも起ってもおかしくない、というのだ。
そんな非現実的なことを受け入れる大人たちを、魔法少女のほうが
受け入れることができない。
以下略



269: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/04/29(月) 22:28:38.76 ID:8XGZlnNx0

その声に、マミとほむらが瞠目する。

「美樹さん? 美樹さんなの!?」

以下略



270: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/04/29(月) 22:31:59.02 ID:8XGZlnNx0

『顔なんて、見せられるわけありません』

辛うじてさやかが言えたのはその言葉だ。苦しそうにいうそれは
明らかに彼女の言葉であり、あの紙袋から発した禍々しい言葉では
以下略



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