過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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347: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/06/03(月) 00:50:41.87 ID:3QB3zLqQ0

彼女らはUFOの船内を歩く。前衛をさやかと杏子が務め、その後ろをパオフゥと
うらら。達哉を庇うように克哉が立ち、最後尾はマミとほむらだ。とくにマミは
後方からの攻撃を意識する。克哉とほむらを守る形の陣形だ。

以下略



348: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/06/03(月) 00:51:12.03 ID:3QB3zLqQ0

「ところで、その魔獣というのは?」

ペルソナ使いたちは悪魔達との戦いの経験が豊富だ。その中に魔獣という
カテゴライズされるようなものと戦ったこともある。有名なケルベロスや
以下略



349: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/06/03(月) 00:51:50.22 ID:3QB3zLqQ0

テレビ局前の駐車場は戦場になっていた。駐車している車を遮蔽物とし、上手く
身を隠しながら前進するラストバタリオン。それに対し訓練されてるとはいえ
練度低く防衛が精一杯の私兵たち。
けれどもその私兵の士気を補って余りある魔法少女たちの動きが目覚ましい。
以下略



350: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/06/03(月) 00:52:23.83 ID:3QB3zLqQ0

さやかが魔獣の最後の一体を切り伏せる。隣には散らばった石を集める
杏子の姿。一個ずつ拾うのがまどろっこしいのかマミが作ったリボンを
塵取り代わりにして一か所にまとめている。

以下略



351: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/06/03(月) 00:53:41.65 ID:3QB3zLqQ0

廃工場ではほとんど戦闘が終わっていた。怒りに燃える魔法少女たちにとって
ラストバタリオンの一般兵など物の数に入らないからだ。瞬く間に防衛ラインを
分断し殲滅させた。
それもこれも、聖槍騎士とペルソナ使い三人が膠着状態を演出しているためだ。
以下略



352: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/06/03(月) 00:55:06.02 ID:3QB3zLqQ0

魔獣たちを殲滅し進む。最初はさやかがあらぬ方向に誘うことを危惧していた
が、通路は一本道。どこかに隠し通路くらいあるかもしれないが、それを
探す時間的余裕はない。さやかにしても後ろを心配しながら前をゆっくり歩く。
どこかに誘い出すという意識ではなさそうだった。
以下略



353: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/06/03(月) 00:56:01.88 ID:3QB3zLqQ0

ややあって、何もない広い部屋にたどり着く。やはりそこも一本道で
特に迷うことも困ることもない。またそこは魔獣が現れるような瘴気も
ない。どれだけ戦い、歩いたか。徐々に全員の疲労の色が見て取れた。

以下略



354: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/06/03(月) 00:56:37.73 ID:3QB3zLqQ0

さやかは何も聞こえていないらしい。マミと杏子が結界を張ったドアを睨み
そこを守る立場でいるようだった。先に進まない限り敵は後方からくる。
そのため、彼女は敵から皆を守る盾になろうとしていた。

以下略



355: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/06/03(月) 00:57:22.80 ID:3QB3zLqQ0

それが生じたのは大人たちの目の前。壁が引き裂かれるようにひび割れる。

「私にとっては、大事な友達だった。いいえ、今も大事な友達よ」

以下略



356: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/06/03(月) 00:57:53.10 ID:3QB3zLqQ0

一際大きな音がして、壁が砕け散る。大きな音に全員が振り向いた。

どさり、という音がして壁から何かが落ちてくる。

以下略



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