過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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470: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/08/11(日) 23:14:19.41 ID:BcUHOC+i0
そして、とうとうたどり着いた。二人はさやかの下に。
ワルプルギスの夜と魔法少女の戦場へ。

『恭介!? そ、それに仁美!?』

一同驚きを隠せない。その中にはまどかも含まれてる。仁美は覚えてすらいない
だろうが、まどかにとっても仁美は親友だった。彼女の行動によりさやかが
魔女になった世界があろうとも、それを責めるつもりにはなれなかった。
だが、魔法少女になっていることは予想の外だった。まどか知る世界の中では
一度も彼女は魔法少女になってはいない。それはほむらも同じだったのだろう。
驚きをもって彼女の魔法少女の姿を見ていた。

「ふふ、さやかさん、みなさん、こんにちは」

その虚ろな目に気づいたうららは戦慄した。せざるを得ない。

(正気を失ってる?)

その中で仁美に接点の少ない杏子だけが吼える。雄叫びを上げ鉄鎖鞭を
振り回し夜に叩きつける。その轟音と咆哮によってかろうじて皆我に返った。

「ああ、さやかさん。おあいしたかったですわ。けれどもあのおおきなのが
じゃましていますわね」

『仁美! なんで魔法少女に!?』

さやかの戦きも理解できる。魔獣と戦う世界においての魔法少女ではない。
今は魔法少女は魔女になってしまう世界なのだ。つまり、仁美は魔女になるか
その前に死ぬしかない。
上条を諦めるざるを得ないことを知っているのだろうか。


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