過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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525: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/09/13(金) 21:35:42.39 ID:rJgssbXg0
まどかたちが見守る中、友人たちの影となれの果てを喰らい尽くすと
弓(らしきもの)を生み出した。それを天に向かい引き絞ると、黒い矢が生じる。
放たれた矢は解けて誘導されるように自由に飛翔する。その先にあるのは
魔女の結界。魔女の結界をこじ開け真っ直ぐに魔女そのものを貫く。

『さすが恩寵の魔女だね。そんなこともできるんだ』

「何が起きているの?」

『ありとあらゆるところにいる魔女をすべて吸収するつもりのようだ』

まどかが概念となった時は、同じ弓の動きであらゆる時空の魔法少女を救済した。
魔法少女たちの祈りが絶望で終わらないように。
だがこの恩寵の魔女は違う。まどかの救った世界を守るために、魔女を一つ所に
集めようとしているのだ。
かくして放たれた矢が魔女を集めて引き寄せる。彼女の悲しいところは
未だ魔法少女を維持している少女たちのことを考えていないことだ。魔女が落とす
グリーフ・シードがなければいずれ魔女になってしまう。
世界を救おうとするも、それは永遠に叶わない。それがカルマであるかのように。

「そ、そんな……なんで?」

『君のために決まってるじゃないか』

恩寵に支えられた魔女の体は、魔女を吸収しても爆ぜることはなかった。むしろ
ますます巨大化し強力になっていく。


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