過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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7: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/09(土) 20:06:41.99 ID:5Oz0DOWr0

翌日、ほむらは時間通り起床し、制服に着替え登校する。
かつて、まどかと過ごした記憶のある、見滝原中学校に。

魔法少女とはいえ、彼女らは中学生だ。日中は世間体もありちゃんと
通学している。していないのは杏子くらいなものだ。
そんな学校生活をそつなくこなすほむらやマミは、周囲からは
優等生めいて評価されていた。しかし、マミはそれなりに学友がいる
のにたいし、ほむらはやや周囲から離れたところにいた。

「ごめん、暁美さん。さやかのこと、何か知らないかな」

放課後、帰宅の準備をする生徒で賑わう教室。そのなかで、
上条恭介に声を掛けられるほむら。その隣には志筑仁美もいた。
二人ともあまり顔色がよくない。親友と幼馴染の失踪に
心を痛めているようだった。
友人の少ないほむらに話しかけるほど、二人は逼迫しているのかも
しれない。

「ごめんなさい。私も、どこにいったかわからないの」

「そう、ですか。申し訳ありません…何度も」

心底申し訳なさそうな顔の仁美。その表情は暗い。
自分の告白が、彼女の失踪の原因ではないかと気に病んでいるから
だろう。



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