過去ログ - 【安価】京太郎「清澄にチャンピオンが」 照「ただいま」
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8: ◆HrLD.UhKwA[saga]
2013/02/09(土) 23:37:00.83 ID:L5f0BDex0
いつかどこかで見たような赤みがかった髪。

いなくなった幼なじみと同じようにはねた髪。

雨の中、それでも構わず俺は駆け出していた。

京太郎(どうして、どうして彼女が……)

京太郎(俺の前から何も言わずにいなくなってしまった彼女が、どうして……)

自問に答えられないまま、ずぶ濡れのまま俺はその人の前に立った。

その人は突然現れた俺に驚いていたようだが、しかし昔のような笑顔を浮かべて、
そして、こう言った。


「――ただいま、京ちゃん」


この時の俺はまだ彼女が背負うものの重さすら理解していない子供だった。



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