過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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◆A0cfz0tVgA
[sage saga]
2013/04/21(日) 22:20:53.38 ID:PmmtD5V30
隊長「・・・・・・怖いか?」
黙りこくっている二人を見て隊長は声をかけて様子を見る。
自分が話したことは本当のことなのだが、それが原因で怖じけ付いてしまったのではないか。
これからこの二人が立ち向かう試練を教えて、それに対する覚悟をしてもらおうと思っていたつもりが、
それがかえって彼女達の戦意を奪ってしまったのではないのかと心配したのだ。
しかし黄泉川と美鈴は『警備員』になってまだ日が浅い。
もし今回のことが原因で出来たトラウマが長引けば、彼女達の『警備員』としての芽を潰すことにもなりかねない。
幸い今回の作戦は、若手の『警備員』には参加に対する拒否権がある。
おそらく制圧する研究所で行われている実験の内容が、この処置を決定した要因になっているのだろう。
どんな実験なのかは詳しく知らされてはいないが、新人には荷が重いと判断できる内容であることは想像できる。
彼女達の今後を考えるのであれば、今回は一旦彼女達の参加を見送るのも一つの手だ。
隊長は今回の作戦に対して、参加を拒否できることを二人に教えようとするが・・・・・・
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