過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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256: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/05/05(日) 21:25:44.68 ID:qInTxDhJ0

第7学区 とある研究所――――



以下略



257: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/05/05(日) 21:28:56.90 ID:qInTxDhJ0

研究者(今日まで実験の被験者となった人間の総計は114人。 内68名は能力が発現することなく死亡)

研究者(39名は能力が発現したものの不安定な状態になり、能力が暴走し廃人化、ないし死亡した)

以下略



258: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/05/05(日) 21:31:51.00 ID:qInTxDhJ0

そのような考えからこの研究が始まったのだが、結果はごらんの通り。
未だに大きな成果を出すことなく、無駄に『被験者』を消費するだけになっている。


以下略



259: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/05/05(日) 21:34:50.23 ID:qInTxDhJ0

保護観察対象となっているのは数少ない二つの成功例の内の片割れだ。
能力は安定しているのだが、精神面で未熟な傾向が見られるため、出来るだけ刺激しないように拘置所に入れて様子を見ている。
せっかくの成功例に何かトラブルが発生でもしたら、ただでさえ難航している研究がさらに遅れることになってしまう。

以下略



260: ◆A0cfz0tVgA[saga]
2013/05/05(日) 21:40:25.26 ID:qInTxDhJ0

能力の暴走の仕方は様々であるが、最も酷いのは能力が許容量を超えた出力で一気に解放されたときである。
その力に肉体が耐えることが出来ず、人体が欠損、もしくは爆散という結果になる。
爆散した場合は当然皮膚やら肉片やらが周囲の空間に飛び散ることになり、
ホラー映画も真っ青な、スプラッタな光景が辺り一面に広がることになるのだ。
以下略



261: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/05/05(日) 21:45:33.06 ID:qInTxDhJ0

能力発現のために行われる膨大な種類の薬剤投与と様々な洗脳。さらには外科手術による脳の加工。
これだけの過酷な環境に晒されながらも正気でいられるのは、彼女の元々の素質によるものなのか・・・・・・。
もしかしたら既に狂っていて、それが一周した結果、まるで正気であるかように見えているだけなのかもしれない。

以下略



262: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/05/05(日) 21:48:45.84 ID:qInTxDhJ0

ビィーッ! ビィーッ! ビィーッ!



以下略



263: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/05/05(日) 21:51:48.37 ID:qInTxDhJ0

研究者(超能力に関わる実験は、今日の分は予定通り終了している。 実験による能力者の暴走は考えにくい)

研究者(そしてこの研究所には細菌やウイルスを管理している場所は無い)

以下略



264: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/05/05(日) 21:55:43.65 ID:qInTxDhJ0

研究者「そんなことは既に把握している。 この施設に押し入ろうする馬鹿は一体誰かね?」

末端『『警備員』です! 施設の四方から入り込んできています!』

以下略



265: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/05/05(日) 21:56:57.84 ID:qInTxDhJ0

受話器から聞こえてくる声を無視して強制的に通話を終了する。
いまから重要なデータを本部に送り届けなければならないのだ。下っ端のことなど一々気にしてはいられない。


以下略



266: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/05/05(日) 22:03:56.80 ID:qInTxDhJ0

助手「で、どうするんスか? さっさと『被験者』達を連れて脱出しますか?」

研究者「いや、U-09番を至急呼び寄せろ。 『警備員』の相手をさせる。 奴の力を見る絶好の機会だろう」

以下略



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