過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2013/09/02(月) 00:49:12.27 ID:zWnfTN/m0
佐天「すごいね早苗さん。 私も習ったはずなんだけど、もう全然覚えてないや」
早苗「いえ、これはあくまでも知識としての話ですので、能力を使うコツにはあまり関係ありませんよ」
以下略
654
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◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2013/09/02(月) 00:52:32.42 ID:zWnfTN/m0
早苗「さて、この話を使って超能力の発生のメカニズムを説明しましょう」
佐天「お、ついに来たね」
以下略
655
:
◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2013/09/02(月) 00:55:03.98 ID:zWnfTN/m0
早苗「事象を確定させるのは『人間の脳』です。 つまり、例え確率がゼロに近い現象でも、
私達が観測することさえ出来れば、あり得ない現象を無理矢理現出させることが出来るようになるのです」
早苗「その現象がミクロの世界におけるものでも構いません。 観測した時点で『バタフライ効果』により、
以下略
656
:
◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2013/09/02(月) 00:55:46.41 ID:zWnfTN/m0
つまるところ、『超能力開発』とは『非常識な現象を容易に観測するために脳に手を加える』ことだ。
その結果として得ることができる『開発された脳が観測できる超能力の源となる何か』を、
超能力開発の専門の用語で『自分だけの現実』と呼ぶ。
以下略
657
:
◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2013/09/02(月) 00:57:21.24 ID:zWnfTN/m0
早苗に釘を刺された佐天は力なく答えた。
学生の本分は勉学であることは紛れもない事実であるが、実際にそれをするのは非常に憂鬱になるものである。
以下略
658
:
◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2013/09/02(月) 00:57:50.68 ID:zWnfTN/m0
早苗「はい。 『自分だけの現実を観測している』というのは、『自分にしか見えない幻覚を見ている』ようなものです」
早苗「悪く言ってしまえば、精神障害にかかっているということ同じですね」
以下略
659
:
◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2013/09/02(月) 00:59:16.12 ID:zWnfTN/m0
早苗「そうですね、先ほども話したように『自分だけの現実』とは『妄想する力』のことです」
早苗「『超常現象はあり得る』、『自分は能力を使える』と信じることが最も効果があります」
以下略
660
:
◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2013/09/02(月) 01:01:04.13 ID:zWnfTN/m0
早苗「再三言うように、『自分だけの現実』は『信じる力』のことです」
早苗「何かしらの形で能力を発現できた人は超能力を使う感覚を実際に体感できたわけですから、
『自分は超能力を使える』と簡単に信じることが出来ます」
以下略
661
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◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2013/09/02(月) 01:02:42.41 ID:zWnfTN/m0
早苗「佐天さんがなかなか能力を使えない原因にはそれも含まれているのかもしれません」
早苗「ですが、過去に一度能力を使えていますから、まだどうにかなると思います」
以下略
662
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◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2013/09/02(月) 01:04:10.28 ID:zWnfTN/m0
佐天「わかった! じゃあ、よろしくお願いします!」
早苗「あ、それと一つだけ言っておくことがあります」ズイッ
以下略
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