過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
1- 20
880: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/11/18(月) 01:16:27.40 ID:uenBkLwI0

それでは何が不自然なのかというと、咲夜のテレポートらしき能力が発動した時の状況にある。
『空間移動』でテレポートした物体は出現地点の物体を押しのける。
何もない場合は空気を押しのけ、物体がある場合はそれを破壊して現れるのだ。
そして前者に於いて、物体が出現する時の空気を押しのける速度が非常に早いために、その勢いで鋭い風切り音が鳴る。
この音は意外と大きく、静かな場所であればかなり遠くまで聞こえるのである。


もし咲夜の能力が『空間移動』であるのなら、出現したと同時に風切り音が聞こえてくるはずなのだが、それがなかった。
同じ部屋の中にテレポートしたとするのであれば、音が聞こえてこないのはおかしいのだ。
では『空間移動』でないとするならば、咲夜の能力は一体何なのであろうか?



冥土帰し「待たせたね。 データを持ってきたよ」



不死の薬が黙考を初めて数分。彼女がその答えを得るより先に、冥土帰しが静かに部屋へと戻って来た。
彼女は思考を切り上げ、測定データの解析へと頭を切り替える。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/642.85 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice