過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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◆A0cfz0tVgA
[sage saga]
2013/12/15(日) 23:26:36.27 ID:8lGU8i9O0
冥土帰し「君たちが『警備員』からの使いかい?」
黄泉川「はい。 第7学区警備員第73活動支部所属の黄泉川愛穂と申します」
美鈴「同じく紅美鈴です」
冥土帰し「そんなに畏まらなくても良いよ。 気楽に接してくれても構わない」
黄泉川「しかし……」
冥土帰し「大人であれ子供であれ、常に平等に接するのが僕のポリシーでね。
医者である立場を利用して人の上に立つようなことはしたくないんだ」
冥土帰し「だから君たちもフランクに接してくれても構わないよ?」
黄泉川「……じゃあ、お言葉に甘えるじゃん」
美鈴「よろしくお願いします」
冥土帰しの言葉に、二人は少し強ばらせていた体から力を抜いた。
やはり医者という立場故か、初対面の人、特に患者と会話をする時はどうしても相手側が腰を低くしてしまうようなことが多い。
彼は誰かの上になって命令するような性分ではないので、彼女達のような若い世代とは出来るだけ対等に接したいのである。
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