過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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◆A0cfz0tVgA
[sage saga]
2013/12/23(月) 00:02:34.02 ID:GBwv0gZd0
黄泉川「それにしても『十六夜』……か。 そういえばあの事件があった日は丁度満月だったか?」
美鈴「そうですね。 月光で非常に明るかったので、結構印象に残っています」
黄泉川「『十六夜』の『昨夜(さくや)』……これで満月を表すか。 先生達も随分としゃれた名前を付けたじゃんよ」
美鈴「私として『16』という数字が入っていることが気になりますけどね」
咲夜の胸元に付けられていた名札。それに書かれていた『S-16』の番号。
彼女と研究所を結びつけていた、首輪とも言える文字が名前に含まれていることに少々複雑な気持ちになる。
だがあの少女自身が決めたことなのであれば、それに対してとやかく言うのは間違いだろう。
美鈴「それにしても大丈夫なんでしょうかね? 一応私達、あの子を4人で追いかけまわしたんですけど」
美鈴「もし目があった途端逃げ出されたりでもしたら……」
黄泉川「おいおい何言ってるじゃん。 会いに行こうと言い出したのはお前だろう?」
美鈴「確かにそうですけど、よくよく考えてみたらそんなこともあり得るんじゃないかと思いまして」
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