過去ログ - マミ「私は……守りし者にはなれない……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第三章
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◆ySV3bQLdI.
[ saga]
2013/02/23(土) 04:32:35.50 ID:BGorv0Bko
マミは戦闘後に紅茶を飲む場合が多い。
余裕を忘れない為。緊張を解し、心を落ち着ける為。精神を戦闘から切り替えるスイッチ。
理由は様々だが、偏にマミにとって紅茶は習慣であり日常の象徴だった。
そして今日も気分を落ち着け、頭の中を整理するのに一役買ってくれた。
「そうね……今、そのことについて言い争っても仕方ないわ。
最後は本人に確かめるしかない。それより、続きを話してくれる?」
マミは唇からカップを離すと、おもむろに口を開いた。
もう面子も何もないに等しいが、彼女の前では毅然としていたかった。
「あ……うん」
どこか釈然としないようだったが、さやかは従って話を再開する。
「どこまで話したっけ……そこへ現れたのが、あの二人組だったの。
一人は二十歳くらいの男の人。もう一人は……あたしたちと同じ年頃の女の子。赤い髪の」
「赤い髪……」
まさか――。
脳裏に浮かんだのは、かつて親しい仲にあった一人の少女。
マミは、固唾を呑んで続く言葉を待った。
「男の方があの人に、ちょっと付き合ってって言ってたけど、ナンパって感じじゃなかったな。
その二人もカップルとか兄妹には見えなかったけど。
あたしは女の方にいきなり引っ張られて、路地裏に連れ込まれた」
「連れ込まれた、ですって……!?」
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