過去ログ - ネミッサ「デビルサマナー鹿目まどか 対 魔法少女鹿目杏子」まどか「戦うの?」
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286: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 22:18:53.61 ID:Vc5e54U90

どこにでもあるというわけではないが、ホテル内のチャペルのそばには
隠れ家がある。新婦の控室がチャペルから遠い場合に使う。新婦は
そこに先に隠れ、その姿を親戚友人たちに見せないようにするための
部屋だ。
以下略



287: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 22:20:42.46 ID:Vc5e54U90

――きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!――

チャペルに響く新婦の悲鳴に色めき立った参列者たちに、進行役の
スタッフが説明する。あの時、魔法少女たちにドレスの試着をお願い
以下略



288: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 22:23:26.64 ID:Vc5e54U90

半ば呆然としたまま歩く新婦に上手く合わせていたのはモーニング姿の
ネミッサ。
ぶっつけ本番のはずなのに、小器用に歩幅を合わせる二人。それは長年
一緒に暮らした二人だからこその芸当だったのかもしれない。
以下略



289: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 22:26:19.89 ID:Vc5e54U90

バージンロードの中央付近で立ち止まる二人。それを迎える新郎。
まず、参列席の新婦父に一礼する。ついでネミッサに一礼。

「ありがとうございます。大成功ですね」
以下略



290: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 22:28:02.95 ID:Vc5e54U90

式は滞りなく進む。終始涙に濡れる新婦ではあったが、誓いの言葉は
とても素直に言えた。ネミッサが後ろで見守ってくれている以上、
失敗なんかできない。それに見守ってくれているときは、必ず上手く
いった。そういう自信があった。
以下略



291: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 22:29:53.28 ID:Vc5e54U90

披露宴では友人代表として魔法少女たちがスピーチをする。最も
真面目なまどかがマミに指名されたが、そこにほむらを引っ張って
さやかと杏子、ネミッサが邪魔をする。

以下略



292: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 22:32:05.91 ID:Vc5e54U90

両家の親族友人たちの余興も進み、最後の幕になる。
新郎や新婦が両親に花束を渡し、挨拶をする。そして、新郎の父親が
二人の門出を祝し、最後のスピーチをする。

以下略



293: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 22:34:32.37 ID:Vc5e54U90

どよめく参列客がまるで目に入っていないように二人はネミッサに近づく。

「ねえ、貴女は私のことを三度も救ってくれたわ。そのおかげで、
素敵な後輩にも恵まれて、こうして素敵な彼にも出会えた……。
以下略



294: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 22:37:21.25 ID:Vc5e54U90

今度こそどよめく参列客。まったく無反応なのは事前に知っている
新郎新婦の両親くらいなものだ。寄りにもよってこんな席で言うべき
ことではない。親族の中には思わず立ち上がったものもいた。

以下略



295: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 22:39:39.49 ID:Vc5e54U90

披露宴を無事に終えて、ようやく落ち着いた魔法少女たち。ロビーの
椅子に腰掛け一息入れる。

「あーもー……マミのヤロー、ヤバいことしやがって」
以下略



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