過去ログ - ネミッサ「デビルサマナー鹿目まどか 対 魔法少女鹿目杏子」まどか「戦うの?」
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◆sIpUwZaNZQ
[saga]
2013/07/13(土) 00:37:40.32 ID:wMXdjl1Q0
【たましいのあんそくちへ】 その7
ほむらとまどかは頷きあうと準備をする。ピナーカをつがえたまどかに
ほむらが背中からくっつき、その両手に手を添える。その背中の温かさに
まどかは安心感と勇気をもらう。
引き絞ると、何もない空間から矢が現れる。そこに込められた魔力は
今までの比ではない。淡い桜色にも金色にも輝くその力は、救済の力が
込められていた。
”みんな、聞こえる? これから……”
”わかってるってーの。時間稼げばいいんだろ。『まどか』”
遠目に状況を察した杏子が訳知り顔でいう。いや、遠目どころではない。
さやかも、マミも、ネミッサですら状況を理解していた。それは、信頼の証。
”ありがとう……。準備が整うまでお願いします!”
「行かせねえよ! 妹を守るのが、姉の役目なんだからな!」
杏子は自らの槍を巨大化させると、ゲイボルクに乗せる。その重量のまま
強引に投擲する。その質量と大きさであれば竜巻の風に流されないと
思ったからだ。だが、その大きさが災いし、巻き込んだ瓦礫に防がれ
瓦礫を増やした。
「こっちだよ! 私が相手だっっ!」
さらばとさやかが分身と共に、無数の剣を生み出し射出する。千は優に
超える本数の剣林だ。だがそれは逆に軽すぎ、風に飲まれてしまう。
「まどかさんの!」「邪魔はさせないってーの!」
マミとネミッサの合体魔法も撃ちこまれた。だがそれもまた瓦礫に阻まれ
貫通するには至らなかった。辛うじて一、二発、貫通したものもあったが
夜本体に大打撃を与えるほどではなかった。
だが、それでも彼女らは諦めない。ワルプルギスの注意を、まどかから
逸らすために全力を尽くした。
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