過去ログ - 和紗ミチル「バレンタインは悲劇しか生まない」
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◆/ZP6hGuc9o
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2013/02/16(土) 00:21:30.37 ID:3EzNvfruo
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| |
| 今夜7時、わたしの家に来て欲しいな♪ |
| ___ |
| , < `.ヽ |
以下略
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2013/02/16(土) 00:22:04.79 ID:3EzNvfruo
里美「わざわざイラストまでいれるなんて、本当にマメだなぁ」
メッセージカードを眺めながら、クッキーをひとつだけ取り出し、それを食べる。
里美「甘い……カズミちゃん、お菓子作りも上手なんだなぁ……」
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2013/02/16(土) 00:22:42.71 ID:3EzNvfruo
里美「……まさか、本命なんてことはない、わよね?」
ふと心の中にポツリと湧いた疑問を呟く。
本当に小さな疑問だったが、口に出してみるとそれは思っていた以上に自身の耳に響く。
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2013/02/16(土) 00:23:58.83 ID:3EzNvfruo
〜〜〜
全員に無事渡し終えたミチルは、自宅へと帰って来ていた。
ミチル「ただいま、グランマ!」
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2013/02/16(土) 00:24:31.42 ID:3EzNvfruo
〜〜〜
時間は少し飛び、夕方6時半・海香の家。
海香「………結局、あれからひとつもネタが浮かばなかった」
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2013/02/16(土) 00:25:30.39 ID:3EzNvfruo
〜〜〜
ニコ「さて、どうしたものやら……」
夕方6時半。
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2013/02/16(土) 00:26:00.01 ID:3EzNvfruo
〜〜〜
サキ「落ち着け私落ち着け私落ち着け私落ち着け私落ち着け私落ち着け私落ち着け私」
ミチルの家を目指しながら、呪詛のようにサキはブツブツと同じ言葉を繰り返す。
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2013/02/16(土) 00:27:27.43 ID:3EzNvfruo
〜〜〜
みらい「うぅっ………」
みらいは結局あの後、アンジェリカベアーズに他の聖団を呼ぶことはなかった。
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2013/02/16(土) 00:28:12.74 ID:3EzNvfruo
〜〜〜
里美「まさか、そんなまさか……」
町外れの廃屋へと戻った里美は、あの後ずっとそればかりを呟き続けていた。
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◆/ZP6hGuc9o
[saga]
2013/02/16(土) 00:28:59.68 ID:3EzNvfruo
〜〜〜
ミチル「ふぅ!これで準備完了、かな?」
グイと額の汗を拭い、両手を腰に当ててミチルは部屋の中を眺める。
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