122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/02(土) 03:42:24.38 ID:r9wzDr+t0
向日葵「終わらせてやりますわ・・・」
堕辰子は突如姿を消す。辺りを見回してもどこにもいない。向日葵は視界ジャックをする。
だが、頭のチャンネルをどこに向けても堕辰子の視界は見えない。向日葵が視界ジャックをやめ、目を開けると・・・
向日葵「!!」
目の前にいた。蜂の腹のような堕辰子の胴体が半分に開き、向日葵の顔を食いつくように挟み込む。
向日葵「・・・!!?」
向日葵は咄嗟に焔薙を堕辰子の腹に突き刺す。すると、ダメージを与えることができたのか、堕辰子が叫びながら、また何処かへ姿を消した。
向日葵「うぅ・・・おえぇ・・・」
向日葵は不死の呪いにかかっているが、それは堕辰子の血が原因なのでもちろん堕辰子の攻撃を食らう。神の攻撃、それはもちろん普通ではない。恐らく人間が経験したことのない苦しみが向日葵を襲う。
痛みはもちろん、吐き気、混乱、様々なマイナス要素が向日葵を襲う。向日葵は跪いてしまう。
向日葵「うぅぅ・・・何なんですのこれぇ・・・おえっ・・・」
楓『お姉ちゃん。』
向日葵「楓・・・?」
楓『うん。私だよ。』
向日葵「楓・・・どうしましょう・・・あいつ、強いですわ・・・勝てるんでしょうか・・・?」
楓『大丈夫だよ。お姉ちゃんならできるよ。』
向日葵「こんなとき歳納先輩なら・・・やっぱり任せるべきだったんでしょうか・・・?」
楓『京子おねえちゃんはあれでよかったんだよ。お姉ちゃんが助けてあげたんでしょ?』
向日葵「ええ・・・そうですわ・・・それと全てを終わらせるって約束しましたわ・・・」
楓『そうだよ。つらい役だけど、お姉ちゃんが引き受けたんだから、がんばろ?』
向日葵「ええ、そうですわね。あんなポケモンに負けるわけにはいきませんわ。でも、どうすればいいんでしょう?あいつの場所すらわかりませんわ。」
楓『大丈夫だよ。私の目を使って。』
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