過去ログ - 袋持ち「それでは行くとしますか」読書家「はいはい」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/03(日) 16:23:02.74 ID:Uszuorj00
読書家「ああ、これだ」

書記「それでは表に書きこみまして、戻す棚の場所はわかりますよね?
   もう1年はここを利用しているんですから、覚えているでしょう」

読書家「覚えてるわけないだろう」

書記「そんな堂々と言われると呆れる気持も薄れますね。仕方ない。
   私の髪の毛に先行させますので、その後を追いかけてください」シュルルル

読書家「何度見ても不思議なものだ」

書記「ちょ、なんで私の髪を手に取るんだ。
   今から案内を……あふっ」

読書家「魔物っていうのはこういうことができるんだから
    伸ばしたり、動かしたり、束ねて硬くしたりとかさ」ナデナデ

書記「ちょ、あまり、さ、触らないでください。
   く、くすぐった、いんです」

読書家「ああ、すまない。
    でも、やっぱり触ってみたくなるんだよ。
    ほら、書記の髪はすごくサラサラしていて、細かいからね」

書記「そうですか、それよりも早く本を返してきてください。
   こうやって髪を伸ばしたり動かしたりするのは、結構神経を使うのですから。
   この頃は君くらいしか来てくれないからね。制御も一苦労だ」

読書家「はいはい、それじゃ返してきますか」

書記「棚に入れ終わったら髪を撫でてください。
   髪をこちらに戻したいので」

読書家「分かってますよ。それじゃ、出発」


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