過去ログ - 袋持ち「それでは行くとしますか」読書家「はいはい」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 13:14:16.07 ID:Yqy2w9EF0
 ―0日前―
 〜地下水路〜

袋持ち「それで、ここから管理局に抜けるにはどこを通るんだ?」
読書家「この先に十字路があるので、そこを右に曲がってひたすらまっすぐに行くと管理局の貯水池に出られます」

袋持ち「なるほどな。『沈まぬ朝焼け』にはこういった描写は無かったが、福沢亮ももしかしたらこのようにして政府の作戦本部に入り込んだのかもしれないな」
読書家「あそこの描写、完全に無かったですからね。結構首を傾げましたよ」

袋持ち「そういうものさ。悪いことは書かない、書かせない、乗せさせない、流行らせたりもしない。
    そこまでして表現に対して制約を敷いているんだ。この都は特にな」
読書家「思った以上に、この闇は深そうですね」

袋持ち「闇は闇でしかない。
    明りで照らされて世界が明るくなっていると思っている奴は、その明りによってできた影の裏を調べるってことをしないんだろうな。
    まぁ、それが今のこの世界の現状なんだろう」
読書家「どういうことです?」

袋持ち「つまり、明りの裏の闇の意味もちゃんと考えろってこと。今の世の中はそういうことを考える奴が少なすぎる」


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