過去ログ - 袋持ち「それでは行くとしますか」読書家「はいはい」
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34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 13:38:03.32 ID:Yqy2w9EF0
袋持ち「お前の秘蔵本の数なんて屁にもならないような数の本だったな。びっくりしたぞ」
読書家「私に教えてくれればいいのに、何なら毎日でも通うっていうのにね」

袋持ち「書記は思った以上に魔物が主人公になっている本が好きだということだ。
    魔物至上主義者っていうわけではないだろうが、取り扱っている本に比べたら雲泥の差だな」

読書家「そんな本を独り占めにして楽しむなんて、個人的に私が怒りたいですよ。
    まあ、あの本はすべて燃やされてしまいましたからね。そして渡されたのが『沈まぬ朝焼け』と紙が1枚」
袋持ち「これは初版でも何でもないが、何か違いがあるのかね?
    私が知る限りだと、沈まぬ朝焼けはレビンソンのような改変が加えられた作品というわけじゃないだろう」

読書家「ええ、そうなんですよ。
    でも、この挟まっていた紙が示す場所に、この本が必要ということなんでしょうかね」

袋持ち「さぁね、ただ単に怪しまれない本にしたかっただけかもしれないけどな。
    書記は会ってまだ少しだが、抜け目のない印象だからな」
読書家「そうなんでしょうけど、秘密扉をあんたが明けてしまった時はびっくりしてましたよ」



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