過去ログ - 袋持ち「それでは行くとしますか」読書家「はいはい」
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35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 13:48:17.94 ID:Yqy2w9EF0
袋持ち「そう言うな。あんたの家の秘密基地が偉く良かったからな、そういう仕掛けないかなと探っていたら見つけてしまったのだ。
   ご丁寧に本棚と本棚の隙間に隠しおって、中々に面白い冒険だったぞ」

読書家「ホント、あんたが来てから碌なことがない。
    これもあんたが言うところの神の試練ってやつですか?」

袋持ち「そう考えるのもいいが、どちらにせよこの都の魔物たちが、どうして従順なのかを知る必要はある。
    あとは、食い違った歴史の話とかね」

読書家「……食い違った歴史ですか」
袋持ち「そうだよ、あんたも読んだんだろ。
    私の持ってた他の国々の歴史記録と、あの秘密部屋にあったこの都の歴史書の変な食い違いをさ」

読書家「確かに食い違っているのは気になりますよ。
    もしもこれを真実とするなら、色々と書き直さないといけない物が増えてきますからね」

袋持ち「そういうことだ。まぁ、魔物たちの解放とかそういうことをあんたが考えてないみたいで安心したよ。
    今そんな動きが起きたら、どうなるか見当もつかないからな」

読書家「一方的な虐殺でしょうか?」
袋持ち「どちらにせよ、意味の無い戦いが始まるだろうな。その引き金になんてなるのは、私はごめんだけどね」




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