14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/09(土) 15:28:38.02 ID:lq5rbuvco
8
誰もいない堤防を並んで歩く。
「ほら、輝子」
「?」
プロデューサーの差し出した手を見て、彼の顔を見上げて、輝子はぽけっとした。
「手だよ手。手ぇ繋ごうぜ」
「おっ、あ、え、いいの……?」
「もちろん」
「じ、じゃあ……フヒヒ」
二人は手を繋いだ。
堤防は風があって寒かったが、彼の手は暖かかった。
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