6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/09(土) 14:53:53.50 ID:lq5rbuvco
「もう輝子も立派なアイドルなんだからな。外じゃ、あんまり手を繋いだりとかしないほうがいいんだろうけど……」
「そ、そうなの?」
「そりゃあアイドルだからなぁ。Sランクのトップアイドルともなれば無敵だけどさ」
「じ、じゃあ、私、と、トップアイドルになる……!」
「おお! ……いいけどなんだその動機」
「フヒヒ……め、目指せトップアイドル……!」
「ま、いいか」
去りゆく冬を惜しむような風が輝子の細く長い髪をふわふわさせた。
「ぷ、プロデューサー。私、が、がんばるよ……!」
「うん、がんばろうな。
――お、桜のつぼみだ。やっぱりもうすぐ春なんだなぁ。桜が咲いたら花見に行こうな、輝子」
「う、うん。一緒に、見ようね……フヒヒ」
嬉しくなって輝子はぽんぽんとスキップを踏んだ。
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