942:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/06(火) 06:16:36.22 ID:D/J1TKXp0
千晴は渡部からデイパックを受け取ると、クラスメイトたちの方へ向き直った。一人ひとりの顔を順番に見遣り、小さく笑んだ。
「俺は、みんなを信じてる…だから、みんなも俺を信じて」
千晴はそう言うと、まるで毎日の下校時のような足取りで教室を出て行った。
千晴の残した言葉は、ほんの僅かだけれど教室内に満ちた重苦しい空気を晴らした――少なくともかおるはそう感じた。
そう、きっと大丈夫。誰も、実際に殺し合いなんてするわけがないんだ。
【残り6人】
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