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93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/30(土) 02:44:46.35 ID:lh0H71yPo

千冬「あぁ、酒は駄目だぞ。さすがにな」

一夏「わかってるよ」

千冬「それとな、岡部」

岡部「む?」

 千冬は既に少しばかりのアルコールを摂取していた。
 その為、常より舌が良く回っている。

 本性の一部である、悪戯っ子の素顔が顔をちらつかせていた。

千冬「この面子ではお前が年長者だ。子どもが暴走しないよう、ちゃんと見張って置けよ?」

岡部「……」

千冬「おい。返事は」

岡部「了承した」

千冬「おう。行って来い」

 まるで師弟のようなやり取りである。
 それを隣で聞いていた紅莉栖は破顔し、笑いを必死に堪えていた。

ダル「な、なんつー裏山死刑なやりとり……」

まゆり「千冬さんって、あの千冬さんでしょ? オカリン、いつのまに仲良くなったんだろー」

フェイリス「むむう……“ブリュンヒルデ”とあんなに密接な関係になってるとはニャ……」

るか「さすがおか、凶真さん。IS姿もカッコ良かったし、憧れちゃいます……ほんとに」

萌郁「気になる……“ブリュンヒルデ”との関係……」

 岡部と千冬のやりとりを見て、波紋が広がるのはラボサイドだけではない。

箒「確か、千冬さんの指導は一、二回程度だったはずでは……」

セシリア「ですわよね? にしては少々仲が良いように感じますわ」

鈴音「確かにね。千冬さんがあんな言い回しするのって一夏いがいじゃ初めて見るかも」

シャル「うん。そんなにオカリンと先生が話す時間があったとは思えないけど」

ラウラ「教官……私より、倫太郎の方が引率者に向いてると言うのですか……」

楯無「あらあら。何だか倫ちゃんを取られちゃった気分ねー」

簪「ど、どこか行くのか、な……?」

 広がる波紋。
 千冬にしても、なぜ岡部に責任を押し付けたのかはわからなかった。

 アルコールの影響なのか。
 たった一度や二度の稽古が原因なのか。

 理由はわからないけれど、酒により気分が良くなったことは間違いなかった。 
 


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