過去ログ - 凛「おかえり。アーチャー」 アゲハ「ああ、ただいま。マスター」
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◆jXxX9w2lpg
[saga]
2013/03/18(月) 00:32:01.74 ID:+inXlueAo
「??」
「……さっきから私のこと馬鹿にしてる? あんたは何のサーヴァントかって聞いてんだけど? 見たところセイバーではなそうね……も、ももしかしてキャスターやアサシンじゃないわよね?」
その時、凛の頭には最悪の想像がよぎっていた。
セイバーなら最高。
最低でも三騎士のクラスは絶対に引き当てたいところである。
しかし、この目の前の少年を歴戦の騎士として見るには、どうひいき目に見積もった所で無理である。
平凡な顔つきに、どこにでも売ってそうなシャツにジーンズは誰が見ても高校生にしか見えない。
100歩譲っても、せいぜい小賢しい暗殺者か魔術師がぴったりではないか。
「あああああ! だからさっきからサーバントだの聖杯戦争だの何の話してんだよ! こっちだっていきなりこんな所に連れてこられて状況がわかんねぇつーの!」
「はぁぁぁ!? あんたサーヴァントでしょ? いい加減ふざけるのやめなさいよ! そりゃ、ちょっと召喚に失敗しちゃったのは謝るけど、そこまで陰湿なの!? ……やだやだ、英霊ってのは偉そうなだけじゃなくて、ここまで姑息なんて考えもしなかったわ」
「だ・か・ら・最初からいってんだろ! サーバントなんて――」
話はいつまでたっても平行線のままで先程から全く進まない。
マスターにとってこんな序盤から令呪を使ってしまうことはなんとしても避けるべきなのだが、沸騰した脳では冷静な判断をできるわけもなく、半ばヤケクソ気味に令呪をもって命ずる。
「―――――Anfang……!」
「Vertrag……! Ein neuer Nagel Ein neues Gesetzl Ein neues Verbrechen―――!」
≪令呪に告げる 聖杯の規律に従いこの者、我がサーヴァントに戒めの法を重ね給え≫
「なっ?」
「まったく、こんな下らないことに令呪を使わなきゃいけないなんてね……まぁ、良いわ。これで少しは話も通じるだろうし――さて、私にあなたが何のクラスか教えてもらおうかしら?」
「だから、そのクラスとか何とか知らねーんだって。何回も言ってるだろう?」
「え?」
(おかしいわ。令呪を使ったんだから命令には従うはず……だけどクラス名も言わない……も、もしかして!)
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