過去ログ - 凛「おかえり。アーチャー」  アゲハ「ああ、ただいま。マスター」
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211: ◆jXxX9w2lpg[saga]
2013/04/12(金) 19:46:10.21 ID:hPTrzJ0qo
『――昨夜も新都のビルで謎の集団昏睡事件が起こりました。2月に入ってからの被害は十数件にも及び被害者の数は100人を超えました。専門家の意見ではなんらからのガスが発生しているのではないかとの見方が強く――』

アゲハ「これも聖杯戦争の影響ってことなのか?」

凛「十中八九そうでしょうね。事件そのものの不可解さ。ガス漏れか何か知らないけど、2月に入った途端集団昏睡が何度も起る?」
以下略



212: ◆jXxX9w2lpg[saga]
2013/04/12(金) 19:46:41.76 ID:hPTrzJ0qo
セイバー「――つまり、あの寺を拠点に町の人間から力を奪っているサーヴァントがいる。そしてそれはキャスターでいる可能性が高い」

凛「あら、セイバー? いつからそこにいたの?」

セイバー「ついさっきからです。シロウ今日も良いお湯加減でした」
以下略



213: ◆jXxX9w2lpg[saga]
2013/04/12(金) 19:47:04.18 ID:hPTrzJ0qo

凛「この感情を抑えるのは難しいけど一端説教は後にするわ。セイバーも良い?」

セイバー「はい。このマスターに言わなくてはならないことは多々ありますが、あとにしましょう」

以下略



214: ◆jXxX9w2lpg[saga]
2013/04/12(金) 19:47:51.70 ID:hPTrzJ0qo

凛「厄介なことになってきたわね……でも、ま学校の方は必ず近日中に決着がつくわ。だから士郎もセイバーも自分達だけで柳洞寺に近づこうとは思わないこと良い?」

2人に柳洞寺の危険さは伝わったらしい。
駄々をこねるかと思われたセイバーも凛の意見に不満の色を見せずに頷いている。
以下略



215: ◆jXxX9w2lpg[saga]
2013/04/12(金) 19:48:17.75 ID:hPTrzJ0qo
冬でも比較的温暖を言われる冬木市でも、寒いものは寒い。
しかしどういう訳か、衛宮邸の庭に面している縁側。
ここだけは薄着でも全然平気である。
明日についてあれこれ考え火照ったアゲハの頭を2月の風が優しく撫でる。

以下略



216: ◆jXxX9w2lpg[saga]
2013/04/12(金) 19:48:55.74 ID:hPTrzJ0qo

――羨ましいのか。


考えたこともない。
以下略



217: ◆jXxX9w2lpg[saga]
2013/04/12(金) 19:50:28.40 ID:hPTrzJ0qo

お互いそれ以上何も聞こうとはしない。
長い沈黙の中で、凛は前々から聞こうと思っていたことを聞くことにした。

凛「前から聞きたかったんだけど、アーチャーのドックダグって大事なものだったりする?」
以下略



218: ◆jXxX9w2lpg[saga]
2013/04/12(金) 19:56:08.24 ID:hPTrzJ0qo

終わりです。

今回は凛とアゲハの最後の会話のシーンが大きく前回と変わっています。

以下略



219:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/12(金) 19:56:41.16 ID:S9kFoR2Fo
乙したー



220:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/04/12(金) 21:37:02.93 ID:sy8utVuA0



221:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/12(金) 21:41:36.45 ID:13El81cJo


暴王が魔翌力を追尾し食い尽くす性質を持つのなら
安全圏からキャスターの拠点に向けて
流星を放ち続けたらどうなるのだろうかと


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