過去ログ - 凛「おかえり。アーチャー」  アゲハ「ああ、ただいま。マスター」
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26: ◆jXxX9w2lpg[saga]
2013/03/18(月) 17:06:56.21 ID:+inXlueAo

凛「感心、感心。綺麗なったじゃないアーチャー」

アゲハ「まあな。掃除や洗濯は姉貴に嫌ってほどやらされてるから、大したことねぇよ」

凛「……あんたにお姉さんね、見るからにわんぱく小僧で1人っ子って感じだけど」

アゲハ「別に間違いじゃないさ、実際は1人っ子みたいなもんだ。ありゃ実の弟にやる事じゃねぇ、母親みたいに口煩さいし」

凛「ふーん、仲良さそうね……」

アゲハ「は!? 話聞いてたのか遠坂。姉貴はな、ちょっと門限遅れただけなのにロープとかロープとか長い棒とか……」

思い出したくないトラウマがよみがえる。
何かを呟きながら部屋の隅の方でいじけているアゲハを放っておき、凛は考えはじめる。

凛(さて、綺礼によるとサーヴァントはまだ全部揃っていないみたいだし、戦闘もまだ起らないでしょう。それに戦争が始まってすぐ学校休むなんて、自分がマスターですって言ってるようなもんだもんね)

凛「じゃ、アーチャー。学校に行くから付いてきなさい」

アゲハ「学校? 戦争中なんだろ? 良いのかよ学校なんか行って」

凛「あのね。戦争が始まった途端、学校に来なくなった奴がいたらあなたはどう思うの?」

アゲハ「風邪でもひいた?」

凛「馬鹿。フツー真っ先にマスターだって疑われるでしょ!? ただでさえ遠坂の人間なんだから誰よりも注意を向けられるつーの」

アゲハ「ふ〜ん、そんなもんか。で、オレはどうすんだ? 流石に学校の人間じゃない奴がいたら一発でバレるだろ?」

凛「誰がそのまま付いて来いなんて言ってんのよ。霊体化すれば良いじゃない」

アゲハ「レイタイカ? どうやってやんだソレ?」

凛「霊体化なんて魔力供給カットすれば出来るじゃない。イレギュラーなサーヴァントでも霊体化は大丈夫よね?」

試すこと数十秒。
待てども待てどもアゲハの姿は消えずに、変わらず現界し続けている。



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