過去ログ - 凛「おかえり。アーチャー」  アゲハ「ああ、ただいま。マスター」
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30: ◆jXxX9w2lpg[saga]
2013/03/18(月) 17:09:49.72 ID:+inXlueAo
凛「ただいま〜。アーチャーいる?」

アゲハ「なんだ、遠坂」

凛「あ、良かったいたんだ。アーチャーのことだからブラブラしてるのかと思ったわ」

アゲハ「遠坂が待機してろと言ったんだぜ。サーヴァントとして従うのは当たり前だろ?」

凛「うっ……そりゃそうだけど、あんたが素直だと逆に不気味だわ、なにか心境に変化でも?」

アゲハ「別に変化って程じゃねーよ。ただオレにも聖杯戦争に参加するだけの理由ができただけかな」

凛「ふ〜ん。ま、やる気になってくれたならソレに越したことはないわね」

アゲハ「ところで、遠坂。今日学校はどうだったんだ?」

凛「うん。それについてはちょっと困ったことになってるのよ。どうも学校に結界が張られてるみたい」

アゲハ「――結界?」

凛「そう。結界。どこの誰かは知らないけど、この私がいる所にあれだけの結界を準備してんのよ? 全く」

凛はあからさまに不機嫌そうである。
遠坂家はこの土地の管理者として何世代も冬木を守ってきている。
その遠坂の現当主である凛の通っている学校に結界を準備するなんて、相手は相当の馬鹿か喧嘩を売っているかのどちからである。

アゲハ「そうか。で、その結界はどんなものなんだよ? 結界って言っても色々あるだろ?」

凛「……想像する限り最低最悪の結界よ」

凛「あれは一たび発動したら、その範囲内の抵抗力のない人間を文字通り融解させ吸収するものよ」

アゲハ「……なんでんなもんが。 聖杯戦争ってのは魔術師達だけで秘密裏に行われてるものじゃなかったのか?」

アゲハの質問は最もであり聖杯戦争は一般人には害を与えずに終わらせなければならない。
それでも犠牲が生じてしまうこともある。
その場合には監督役と呼ばれる存在が隠ぺい工作ををすることで魔術の秘匿を守っているのである。

凛「どこにでもルールを破る奴は出てくるわ。特に魔力を得る為に一般市民から力を得ることは、自分のサーヴァントを強化する一番手っ取り早い方法よ」

魔力の少ない一般人でも大量に吸収すればそれなりの力が集まる。
その点において高校に目を付けたのは、正しい判断と言える。

凛「それで、アーチャー早速だけど明日から学校まで護衛お願いね。授業中はあまり身動きとれないだろうから、アーチャーには周囲に気を張ってもらって、放課後から捜査開始するわよ」

アゲハ「ああ、良いぜ。誰だか知らねーが、関係の無い人間を巻き込むなんてタダじゃおかねー。必ず見つけ出してぶっ潰す」




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