過去ログ - 凛「おかえり。アーチャー」  アゲハ「ああ、ただいま。マスター」
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40: ◆jXxX9w2lpg[saga]
2013/03/18(月) 17:15:54.70 ID:+inXlueAo

凛(――令呪)

そう考えた。
令呪を使わない限りでもアーチャーの死は避けられない。
それこそ初めから死の運命が決まっているかのように。

凛(でも、令呪はあと2回しか)

まだサーヴァントが全機揃ってないうちから令呪を使い切るなど問題外だ。
でも、このままだとアーチャーが。

凛(仕方ないわね)

凛「令呪をもって命じる。アーチャー。全力で――」

令呪を使おうとした、まさにその瞬間にグランドの端の方から物音がした。

ランサー「誰だ!?」

その声と同時に影から人が飛び出して駆けている。
どこにいくつもりだろうか。
その人間は逃げようとしているのだろうが、焦っているためあろうことか校舎の方に走っていく。

ランサー「アーチャー、ここは預けるぜ。目撃者は消す、それがルールだからな」

ランサーは構えを解き校舎に向かって走り出す。
関係者以外に聖杯戦争を見られた何とかして隠すしかない。
ランサーは最も簡単な方法でそれを実行しようとしている。

アゲハ「遠坂!どうする!? ランサーを追いかけるか?」

凛「……今の姿は、もしかして……いや、そんはハズ……」

アゲハ「遠坂!」

凛「ああああ! もう分かってるわよ! アーチャー、絶対に今の人間を殺させるんじゃないわよ! ランサーを追いかけて仕留めなさい!」




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