12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/03/17(日) 16:50:40.15 ID:AFo+xz7J0
何もしていないのに、失敗することだけへの恐怖が募っていました。
それに反して、やはりアイドルになりたいと思う自分も居ました。
そんな二律背反を抱えながらも、3年生の春を過ぎたくらいの
最初の模擬テストでは、かなり優秀な成績を修めることができました。
これならあの大学も狙える、ここも、ここだって充分に狙える。
先生はナナを応援してくれました。
ナナのためにわざわざプリントを作ってくれたり、わからないことを聞きに行くと、
先生は自分の仕事の時間を後に回してまで教えてくれました。
みんなが期待してくれている。そう感じました。
でも、勉強している動機を、夢を忘れるためだとは伝えずに。
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