過去ログ - 傭兵「死ぬだけの簡単なお仕事です……?」
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152:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/03/27(水) 19:33:33.96 ID:otgJ/emX0
傭兵「いやいや、そうじゃなくてさ」

傭兵「そもそも他国のスパイだったとしても、ようやく信頼され始めたって段階で行動に移ると思うか?」

傭兵「国の重役を誘拐するなんて任務を課せられたのだと想定した場合、普通ならこんな短い期間の任務だなんてあり得ない」
以下略



153:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/03/27(水) 19:36:04.61 ID:otgJ/emX0
兵士「城の敷地内で発動されていた魔法は、どうも土を柔らかくする類のものだったようです」


傭兵「土を柔らかく……?」

以下略



154:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/03/27(水) 19:39:32.32 ID:otgJ/emX0
傭兵「その柔らかくされてた場所って、窓のすぐ下?」


兵士「そう、ですね……はい。そのように報告されたと記憶しています」

以下略



155:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/03/27(水) 19:44:04.47 ID:otgJ/emX0
女騎士「は……? いや……いやいやいや」

女騎士「そんなこと、あり得ない」

女騎士「あり得ない……あり得ないっ!」
以下略



156:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/03/27(水) 19:48:07.71 ID:otgJ/emX0
女騎士「誘拐じゃなくて駆け落ち……? そんな……そんなことはない……!」

女騎士「そうだ……そうだよ……!」

女騎士「大体、さっきからの話のどこに……! オマエが犯人じゃないと否定できる要素があったって言うんだ!」
以下略



157:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/03/27(水) 19:51:05.94 ID:otgJ/emX0
傭兵「まあともかくはだ、解除してすぐに異常を察知したんなら、すぐにその場所に兵が向かったんだろ?」


女騎士「もちろん。そしてそこには魔法を解除した形跡と、さっき話した魔法の痕跡が見つかった」

以下略



158:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/03/27(水) 20:02:48.34 ID:otgJ/emX0
傭兵「魔法を使って城を昇ることが出来たとしても、そのまま連れ去れるほどの時間まで、その結界が解除された場所を兵が駆けつけられなかった筈が無い」

傭兵「そこは女騎士が訓練させていることから自分でも分かるだろ?」


以下略



159:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/03/27(水) 20:10:09.76 ID:otgJ/emX0
傭兵「まぁもっとも、これすらもそう思わせるためのワナだって言うんなら、さすがに弁明のしようが無いかな」

傭兵「さて……女騎士。俺をまだ、疑うか……?」


以下略



160:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/03/27(水) 20:12:44.14 ID:otgJ/emX0
女騎士「で、その話だと誘拐した犯人は複数いるってこと?」


傭兵「それだけじゃあない」

以下略



161:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/03/27(水) 20:15:41.92 ID:otgJ/emX0
傭兵「でもさっきも言ったけど、俺は駆け落ちしたんだと思うけどな」


女騎士「だから……あの子に限ってそれはあり得ないんだって!」

以下略



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