791:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/23(日) 16:45:27.40 ID:iCBm5LpFo
淫魔(何か…予想外の感触が……キスじゃないなこれは……指?)
男(おお、柔らかい。指先って所はやっぱり、質感を実感するのに最も適した器官だよね)
男「……」ツン…ツン…
淫魔「むう……」プニ…プニュ…
男(かわいい……予想通りのキスが来なくて、ご機嫌ななめになっちゃう先輩。すごくかわいい)
淫魔(…これはどういうことだ?男は私を満たそうとしてくれていたんじゃないのか…?この接し方はまるで、戯れているような……)
淫魔「……?んぅ……」プニ…プニ…
男(それにしても、なんて肌理の細かさだろう…化粧品のCMに出ている女優でも嫉妬するんじゃないかと思うほどだ。実際に女優さんを見たことは無いけどさ…)
男(汗ばんだ肌が、指先に吸い付いてくる…ほとんど人工物のような精巧さだけど、この温もりは人間でしかあり得ない)
男(……そういえば人間じゃないんでしたっけ、先輩……改めて考えると不思議ですね。ここに確かに存在しているのに…)
男「……」ピト…
淫魔「……!」
淫魔(今度は何なんだ…!これは、たぶん…頬と頬を重ねられてしまっていて……これといい、さっきの触り方といい…もしかしてこいつ、甘えてる?)
淫魔「……///」ドキドキ
男(……うん、生きてる…俺も、先輩も……火照った顔の暖かさがお互いを行き来し、鼻息がお互いの首筋を撫でる)
淫魔(私に甘えてくる男……なかなか良いじゃないか…母性本能をくすぐるじゃないか…)
淫魔(こいつ、昔は家に独りぼっちだったからな…母親の愛も十分とはいかなかったんだろう。頑張ったんだな……)
淫魔(いいぞ……これからは、思う存分私に甘えていいんだぞ…♡母親の代わりは出来ないが、私だって一人の女だ…)
男(……さて、名残惜しいけど…そろそろ起きないと。仕上げに入ろうかな)
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