過去ログ - モバP「天才発明家・池袋晶葉は揺らがない」
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41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:40:50.51 ID:2VWMQUCT0

[ プロデューサー side ]

雲を眺めていた。

ただ自由に、どこまでも自由に流れる雲を、ただ、座って。
もといた河川敷。17時48分。タイムリミットまであと3時間12分。

彼女を傷つけてしまった。
彼女のため、といいながら、彼女を。
けれど、これで晶葉の言っていた条件は全てクリアしたはずだ。

晶葉以外に知られることもなく、晶葉の将来については口をつぐんで。
池袋晶葉がボイスレコーダーを受け取った、という事実を作った。

これで、彼女は救われる。
これで、彼女を。

過去へ来る前の会話を思い出して、整合性をとっていく。
うん、条件は1つ1つ上手くいっている。やりかたは、褒められたものではないが。

だが、全ては上手くいったんだ。全て、上手く。

これで、天才発明家へのステップが出来た。彼女は名を馳せる。
そして、彼女はアイドルになって…ボイスレコーダーの修理をして、答えを…

………。

確かに、条件は上手く行っている。

けれど。












そんな未来は、あり得ない。




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