過去ログ - モバP「天才発明家・池袋晶葉は揺らがない」
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42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:41:20.02 ID:2VWMQUCT0

あり得ない。

どうして、そこから晶葉はアイドルになる?
アイドルのプロデューサーと言い張る人間が、彼女に悪意をぶつけて。
以下略



43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:41:50.18 ID:2VWMQUCT0

どうなっている。条件はクリアしたはず。
何を間違えた?俺は間違えたのだろうか。
答えを急ぎすぎたのだろうか。17時58分。

以下略



44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:42:16.95 ID:2VWMQUCT0

[ 池袋晶葉 side ]

ああ、ここはいい。せっかく作ったかいがある。
空もまだ明るい。6月だから、まだまだ明るい。
以下略



45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:42:56.77 ID:2VWMQUCT0

ぼんやりと空を眺めていると、携帯のバッテリーが減っていることに気付く。
無駄にバッテリーを消費するこの携帯も改良を加えるべきか。そんな事を考える。

ぱたん、と携帯をしまって、ポケットへしまった。
以下略



46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:43:23.52 ID:2VWMQUCT0

[ プロデューサー side ]

走っていた。
ボイスレコーダーを探して、晶葉を探して。
以下略



47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:43:57.38 ID:2VWMQUCT0

ああ、お客様。走ると危険なので、走らないでください。

そんな声も無視して走り続けた。晶葉、晶葉。
閉館間際だというのにまだまだ人がいる。
以下略



48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:44:24.39 ID:2VWMQUCT0

18時59分。閉館時間だ。もう、間に合わない。
あと2時間。あと2時間で何ができる?
晶葉の場所も分からない。なのに、2時間で全てを正せるだろうか。

以下略



49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:45:04.06 ID:2VWMQUCT0

顔をあげる。

お昼に食べたファーストフード店の店員さんだ。
なんとなくの会釈でも、仕事柄、顔は覚えている。彼女が、どうして。
以下略



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:45:29.66 ID:2VWMQUCT0

『………』

『あ、あ…』

以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:46:26.19 ID:2VWMQUCT0

螺旋のような、大規模な階段。
1段1段、息も切れて、足がなかなか上がらない。けれど、登ってゆく。
天井まではどこまでも高い。空へと届くかのように。

以下略



52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:47:13.26 ID:2VWMQUCT0

「………」

「きみ、か」

以下略



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