過去ログ - モバP「天才発明家・池袋晶葉は揺らがない」
1- 20
67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:56:09.07 ID:2VWMQUCT0

「ああ、だいじょうぶか。もうすぐ河川敷へ着く…階段が近い、気をつけろ」

『ごめん、ありがとう』

再び思考の海へ落ちる。

認識した。認識した、とは何だ?
もし壊れているとわかったのなら、俺ならこう言うだろう。

このボイスレコーダーは、壊れていると気付いた。

なのに、晶葉の言ったことは、認識した、だ。
何だ?この違いは。本質を理解したわけではなく、そう思い込んでいるかのような。

まるで、思い込んでいるのかのような。
思い込んで…

………。

ありがとう、晶葉。

晶葉のおかげで、案が生まれた。

もう、さようならなんて言わせない。

次に会うとき、晶葉が言うなら、こうだ。





おかえり、そう言わせてみせるから。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
93Res/90.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice