過去ログ - 百合子「好き、とォまァ…」
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/22(金) 13:43:57.43 ID:6Jm7wFxO0



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「三下ァ…、俺の性別ちゃンと気付いてンのかなァ…」

いつももう少し女の子らしい服を着ていれば、もしかしたら分かってもらえたかもしれない、でも自分には可愛らしい服は似合わないだろう。
百合子はうぐぐ、と唸ると、湯船に顔を沈めてぶくぶくと泡を立て始めた。湯の熱さだけでなく、心理的要因から頬が照るのが分かる。

ふと自分の体を見下ろせば、そこには起伏の少ないながらも、れっきとした女の体がある。
起伏も少なく、胸は……その、第三位には勝ってる、と思いたい、ぐらいにはあるのだが、脂肪がいかんせん少ない。

「どうしてこうも三下の周りにはグラマラスな奴が多いンだコンチクショウ!!」

チョーカーのスイッチをonにし、脱衣所に置いてあったので勝手に持ってきて泳がせていたアヒルのおもちゃのベクトルを変換、モーターボート並の早さにさせて自分の周りを高速周回させ続ける。

「はっはァ!おらおらもっと馬車馬のように動けェ!!」

今現在アヒルのおもちゃのその動力源は電池ではなく自分の能力とチョーカーのバッテリーだと気付いた百合j子は虚しくなり、浴室を後にした。

そういえば、今日のパジャマは黄泉川が選んで買ってきてくれたもンだなァ、と思い出しながら。





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