153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 02:23:14.51 ID:7LnCOhGJ0
「でも、雪歩さんは――」
やよいがボソッと残念そうに呟いたことで、皆から再び笑顔が消えてしまった。
「やよい、あんた何も今そんな事言わなくても――」
「はわっ、ご、ごめんなさい伊織ちゃん。わたし――!」
「雪歩の事は知ってるの。
携帯に連絡しても、全然繋がらないから、そうかなって」
美希は、やよいの方へ向き直り、ニコッと笑って見せた。
「でもでも、心配しないで!
雪歩がそうしてくれたみたいに、今度はミキがうんと頑張って、事務所を盛り上げるから!
それで、皆で雪歩を迎えてあげようよ! 心配いらないよって!」
「うっ―――うっうー! そうですね、みんなでがんばりましょー!」
美希の一声に感化され、やよいがその場で両手を思い切り振り上げた。
「盛り上げ役なら、自分だって負けないさー!」
響も、貴音の後ろから目一杯飛び跳ねてアピールしてみせる。
「何をー! 私だって古参メンバーの一人ですよ、一人!」
「ボクの溢れる元気で、ガツーンと皆をリードしちゃおっかなー!」
「やるっきゃないっしょ→! ねー真美ー?」
「んっふっふ〜、そろそろ真美の秘められた力を解放する時ですな」
「あんた達だけじゃ頼りないから、私も人肌脱いであげるわよ、にひひっ」
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