26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/23(土) 21:36:29.41 ID:sFFUNv8Z0
家の用事があるからと、先に帰ったやよい達を見送った後、プロデューサーも雪歩に練習を切り上げようか聞いた。
「いえ―――まだ全然、ダメダメだから、もう少しだけ残って練習しますぅ」
意外にも根性があるなと、プロデューサーは事ある毎に思っていた。
しかし、雪歩のそのメンタリティがどこからくるものなのか、彼には分からなかった。
自分を変えたいという思いだけで、ここまで頑張れるものなのか。
自分も一緒に残る旨を伝えると、雪歩は申し訳無さそうに断った。
「プロデューサーに、これ以上迷惑はかけたくないんですぅ」
「迷惑だなんて―――」
「――分かった。じゃあ、俺は事務所に戻るよ。
鍵は、管理人さんによろしく言っておくからな」
無茶するなよ、と言い残し、プロデューサーは部屋を出て行った。
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