33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/23(土) 21:54:12.87 ID:sFFUNv8Z0
「呼ばれなかった方はお帰り頂いて結構です。お疲れ様でした」
審査員は合格者のエントリー番号を告げると、最後にそう付け加えた。
他のエントリーしたアイドル達は皆一様に肩を落とし、そそくさと会場から去っていく。
「あずささん、帰りましょうか。惜しかったですね」
そう言って、プロデューサーはあずさを労った。
本当は惜敗でないのは、あずさが一番良く分かっていた。
会場を出ようとした時、後ろから声が聞こえた。
「今時、あんなだっさいダンスでオーディションを戦おうだなんてねぇ」
声の主は、今日の合格者、新幹少女の一人であるひかりだ。
他の二人、つばめとのぞみも、あずさに対する嫌味を浴びせた。
「声も全然出てなかったし、ホント、何しに来たのかなぁ?」
「ま、どうせあんな年増がこの先はしゃいだ所でどうにもならないだろうけど」
240Res/253.67 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。