32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/23(土) 21:52:21.95 ID:sFFUNv8Z0
オーディションにエントリーしたアイドルの中には、新幹少女の名も入っていた。
近頃、ローカル局を中心に数々のオーディションを勝ってきた実力者だ。
「チームでエントリーしても良いの?」
新幹少女がトリオであることを知り、美希は少しずるいと思ったのかも知れない。
何となく不満そうな顔を見せた。
やがて、オーディションが始まった。
プロデューサーと雪歩、美希は舞台袖からあずさを見守る。
あずさの曲目は、以前自治会館で歌った曲と同じ『9:02pm』だ。
本来の実力を発揮してアピールを重ねていけば、合格枠は勝ち取れるとプロデューサーは踏んでいた。
しかし、ダンスにもボーカルにも、今日のあずさには冴えが無い。
表情も、無理に作ったものであるのが審査員だけでなく雪歩達の目にも明らかだった。
アピールポイントは伸びなかった。
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