過去ログ - 妖狐巫女「魔法少女、ですか?」アンドロイド「はい!」
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9: ◆uKvf1.to6w[saga]
2013/03/23(土) 23:45:21.64 ID:wyKD6ZSi0
「まぁ、ちょっと意地悪を言ったかもしれないけど、君たちの言葉ではボク達を『妖精』って呼ぶことは知ってるよ」

「それだと、妖精というか、マスコットキャラクターとかのほうが近いかもしれませんね」

「そうなんだ、まぁ妖精ってことにしといてよ」

「分かりました」

少女はあまり納得していないようだった。

「て、そんなことはどうでもいいんだ!」

イルは大事なことを思い出した。

「?」

「ちょっと、君を『視させて』貰うよ?」

「見るとは?」

イルは目を瞑り、人間でいう第六感を研ぎ澄ます。
陽子の『潜在魔力』を『視て』いるのだ。

「これは!?」

イルは驚愕した。




少女は、とてつもない潜在魔力を有していたのである。

「何か見えたのですか?」

「ヨーコ、ボクから頼みがある」



「魔法少女になってくれないか?」


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