1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/25(月) 22:28:21.08 ID:ENQXeTyR0
鎖々美「かーがみ、一緒にお昼ごはん食べよっ」 
  
 かがみ「ふふ、仕方ないのです。ほら、こっち向くのですよ」 
  
 鎖々美「わぁい、かがみだいすき!」 
  
 かがみ「わたしも鎖々美さんが大好きなのです。ほら、あーん」 
  
 鎖々美「あーん!」 
  
 鎖々美「……」 
  
 鎖々美「あるぇ?」
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2013/03/25(月) 22:30:39.36 ID:ENQXeTyR0
 かがみ「どうしたのですか、和人形のごとき端麗な柳眉を驚きに歪ませて?」 
  
 鎖々美「かがみ、熱でもあるの?」ピト 
  
 かかみ「ああん。そんな可愛らしいおでこをわたしの額にくっつけないでください……。 
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2013/03/25(月) 22:36:05.31 ID:ENQXeTyR0
 鎖々美「かがみ、一緒に帰ろうっ」 
  
 かがみ「ふにゃあ……もうそんな時間ですか」 
  
 鎖々美「かがみはいつも寝てるよね。もしかして、夜にあんまり寝られてないの?」 
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2013/03/25(月) 22:37:59.33 ID:ENQXeTyR0
 鎖々美「教室では散々だったよ。情雨ちゃんなんか、体内の神霊を全て解放する勢い 
 だったし」 
  
 かがみ「たとえ八百万の神々全てが敵に回ったとしても、わたしは鎖々美さんを守り 
 ます」 
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2013/03/25(月) 22:41:33.18 ID:ENQXeTyR0
 鎖々美「かがみ、今日はうちに遊びに来なよ。と訊くと、いつもなら『甘えないでく 
 ださい。この時間はタイムセールなのです』って追い払われるんだけど……」 
  
 かがみ「甘えないでください」 
  
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2013/03/25(月) 22:46:22.93 ID:ENQXeTyR0
 鎖々美「でもどうせ、邪神家にはつるぎやたまがいるんでしょ?」 
  
 かがみ「お邪魔虫は退散したのです」 
  
 鎖々美「それ、他人を指して使うと結構失礼だからね」 
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2013/03/25(月) 22:53:30.74 ID:ENQXeTyR0
 かがみ「どうぞ上がってください」 
  
 鎖々美「おじゃまします。……ほんとにつるぎとたまはいないの?」 
  
 かがみ「はい。なんでも先生の家に遊びに行くのだとか。朝帰りになるよ、とかいっ 
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2013/03/25(月) 22:55:26.81 ID:ENQXeTyR0
 かがみ「夕飯はなにをご所望ですか、鎖々美さん?」 
  
 鎖々美「かがみが作りやすいものでいいよ」 
  
 かがみ「偶の来客なのです。腕を振るわせてください」 
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/25(月) 22:58:07.76 ID:ENQXeTyR0
 かがみ「できたのです。さあ、召し上がれ」 
  
 鎖々美「わお、すごく美味しそうなミニチュアかがみだよね。まさかほんとうに自分 
 を模した料理を出してくるとは」 
  
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2013/03/25(月) 23:00:03.65 ID:ENQXeTyR0
 かがみ「お風呂にしますか、お風呂にしますか、それともお、ふ、ろ?」 
  
 鎖々美「連続で同じ質問してくるから、一瞬バグったのかと思ったよ。でも、かがみ 
 は人間だもんね。バグるなんてことないか」 
  
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2013/03/25(月) 23:03:53.79 ID:Xy99cGVDo
 やっぱりかがみが1番可愛い 
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/25(月) 23:11:08.80 ID:ENQXeTyR0
  シャー 
  
 鎖々美「お風呂は別々なんだ」 
  
 かがみ『ええ。さすがにちょっと狭いですからね』 
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2013/03/25(月) 23:12:00.03 ID:ENQXeTyR0
 かがみ『ふにゃ……気付いてましたか』 
  
 鎖々美「うん。どうして無理してるの? そんなにがんばってまで、どうして恥ずか 
 しいことをいい続けるの?」 
  
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/25(月) 23:14:02.01 ID:ENQXeTyR0
 かがみ『わたし、怖かったのです。蝦怒川さんが現れて、鎖々美さんとどんどん仲良 
 くなっているのを見ると、不安で夜も眠れなかったのです』 
  
 鎖々美「そんな……かがみはいつまでも、わたしにとっての一番なんだよ」 
  
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2013/03/25(月) 23:24:03.32 ID:ENQXeTyR0
 かがみ「……え?」 
  
 鎖々美「かがみ……」ユラァ 
  
 かがみ「え、ちょ、まっ……!」ドサッ 
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/25(月) 23:27:35.92 ID:ENQXeTyR0
 鎖々美「かがみ、黙って」 
  
 かがみ「あぅ……」 
  
 鎖々美「わからずやなかがみが悪いんだからね……」 
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2013/03/25(月) 23:29:52.53 ID:0cvSvE/m0
 すばらしい 続けて 
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/25(月) 23:31:11.49 ID:ENQXeTyR0
 鎖々美「……いやだよ。わたしはわかったような口をきく」 
  
 かがみ「わたしのことなんて、なにも知らないくせにっ」 
  
 鎖々美「かがみのことなら、なんでも知ってるよ」 
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/25(月) 23:35:42.52 ID:ENQXeTyR0
 鎖々美「おこがましくったって、するよ。わたしはいい続けるよ。わたしはかがみの 
 ことならなんでも知ってるし、かがみの気持ちは隅から隅まで理解できるよ」 
  
 かがみ「そういうのがうぜえのです、ちょこざいなのです! 分不相応をわきまえな 
 さい!」 
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/25(月) 23:37:08.96 ID:ENQXeTyR0
 かがみ「や、や、ほんと、だめぇ……」ビクッ 
  
 鎖々美「こんなに濡らしちゃって……あん、かあいい♪」 
  
 かがみ「そ、そりゃああんた全身濡れてますからね! のしかかられたらこっちだって濡 
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/25(月) 23:37:41.42 ID:ENQXeTyR0
  こうして、かがみは鎖々美さんの超絶テクによって堕落して最終的には結婚するの 
 でした。愛でたし愛でたし。 
  
  Happy End! 
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