過去ログ - 少女「だーれだ」青年「だれだっけ」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/28(木) 18:31:44.12 ID:sZjIVD37O
青年「『泣くなよ! 少年!』」
少女「……」ビクッ
青年「『あの子はただ空を飛びたかった! 君を泣かせたかったわけじゃない!』」
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2013/03/28(木) 19:25:37.74 ID:sZjIVD37O
『やきもち』
少女「だーれだ」
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2013/03/28(木) 19:26:48.24 ID:sZjIVD37O
少女「……」
青年「今日は随分、質問攻めをしてきますね?」
少女「あらためて、彼が変わっていることがわかりました」
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2013/03/28(木) 19:28:33.96 ID:sZjIVD37O
少女「そういうくだらないところは似てます。彼と」
青年「えー。それは心外です」
少女「そのくだらなさに、いやされているのはたしかです」
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2013/03/28(木) 19:29:28.91 ID:sZjIVD37O
少女「なんだか悪いことをしている気もちになってしまうので」
青年「彼に?」
少女「はい」
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2013/03/28(木) 20:59:04.05 ID:sZjIVD37O
『隠蔽工作』
少女「だーれだ」
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2013/03/28(木) 21:09:35.97 ID:sZjIVD37O
青年「ロボットとして生きていく方が、きっと、ずっと楽なんでしょう」
少女「……」
少女「あなたも、うそつきじゃないですか」
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/28(木) 21:11:22.32 ID:sZjIVD37O
少女「たとえわたしが、彼の言葉に作られたわたしでも」
少女「わたしは、今のわたしが好きだから」
青年「……」
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/28(木) 21:12:24.90 ID:sZjIVD37O
青年「隠蔽工作、です」
青年「無かったことにしてしまえばいいんです」
青年「思い出すきっかけを残してしまってはいけません」
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/28(木) 21:15:04.29 ID:sZjIVD37O
少女「隠蔽工作なんて許さない! 私は絶対に忘れない!」
少女「貴方と話した言葉ひとつひとつが、私にとっては大切なんです!」
少女「私はそれを無かったことになんてしたくない!」
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