過去ログ - マミ「そう! 私たちは運命に導かれ、ともに戦うために集った仲間なのよ!」
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2013/03/28(木) 17:23:27.60 ID:MEBGmoRpo
「……佐倉杏子。貴女、風見野に帰ったんじゃなかったの?」
サラダを受け止め、ふたを開けるほむら。
箸を割る。
杏子は骨をかじりながら答えた。
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2013/03/28(木) 17:30:09.44 ID:MEBGmoRpo
「そんで、あー……、マミのやつに、その、ちゃんと話をしよう、と思ってな」
「………」
「前はなんか、ほら、上手くいかなかったし……、魔女もいなくなったみたいだし、アタシらが喧嘩する理由ももうないわけじゃん?」
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2013/03/28(木) 17:34:54.25 ID:MEBGmoRpo
「さて。それじゃあ出ていきなさい。佐倉杏子」
「な、なんだよ冷てーやつだな」
「私は勉強に忙しいの。貴女にかまっているような時間はないのよ」
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2013/03/28(木) 17:41:50.40 ID:MEBGmoRpo
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2013/03/28(木) 17:48:41.79 ID:MEBGmoRpo
「貴女のおかげね。感謝するわ、マミ」
「! ……暁美さぁん」
マミがその目にじわりと涙をにじませるのを見てほむらは動揺した。
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2013/03/28(木) 17:54:46.92 ID:MEBGmoRpo
「杏子、あ、貴女やけに疲れているようね」
「トーゼンでしょ。ったく、店長がほむらのことを根掘り葉掘り聞いてくるのをかわして来たら、あんたがマミを泣かせてるんだからな」
やれやれ、と杏子は肩をすくめた。
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2013/03/28(木) 18:00:05.45 ID:MEBGmoRpo
「……こほん」
照れ臭そうに咳ばらいしたのはマミ。
「えっと、そう、そうよ、佐倉さんの話をしていたの!」
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2013/03/28(木) 18:05:46.65 ID:MEBGmoRpo
「ああ、そんでマミがアタシのところに来たのか」
「そうよ。だって佐倉さんは一人だったし、万が一なにかあったら心配だし……」
「は! アタシがあんなヘナチョコどもにやられるかっての!」
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2013/03/28(木) 18:10:43.25 ID:MEBGmoRpo
「でも今でもよくお邪魔しているのでしょう。うちにも来るし」
「私はいつでも大歓迎よ佐倉さん!」
満面の笑みを浮かべるマミに、にやりとする杏子。
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2013/03/28(木) 18:17:38.33 ID:MEBGmoRpo
マミとまどかがキッチンへ行ってしまってから、さやかはほむらに近付いた。
「へへへ、ダンナ。例のブツはどうなりやしたかね」
まどかの後ろ姿を見つめていたほむらは振り返ってケータイを取り出した。
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