192: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:39:54.41 ID:L6dNy5Nfo
私は亜美の前に出て、
「私に任せて」
193: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:40:41.39 ID:L6dNy5Nfo
「やれやれ……。やめろって言っても聞かないんだろう?」
「あぁ? 当たり前だ。邪魔すんなよな」
194: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:41:30.49 ID:L6dNy5Nfo
「大丈夫……」
とそっと亜美の肩に手をおいてあげる。
195: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:42:42.60 ID:L6dNy5Nfo
「ぐっ……こんな時に! またか!!」
何やら天ヶ瀬冬馬は頭を抱えていた。頭痛がするようだった。
196: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:43:08.71 ID:L6dNy5Nfo
そして、その歌いながらの戦闘は明らかに人智を超えたものであった。
それはつまり、あの力はアルカディアの力……?
197: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:44:07.42 ID:L6dNy5Nfo
――優は……。どこへいるの。
――生きているわ、でも死んでいるとも言えるかもしれない。
198: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:44:36.65 ID:L6dNy5Nfo
「お姉ちゃん……大丈夫?」
湧き上がるギャラリーの歓声の中で亜美が心配そうに見ている。
199: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:45:08.28 ID:L6dNy5Nfo
でも……じゃあ、なんで?
答えのでない疑問が頭のなかでぐるぐると回る……。
200: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:46:16.81 ID:L6dNy5Nfo
「はぁぁあ!」
私は剣を天ヶ瀬冬馬に振るっていた。
201: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:47:11.25 ID:L6dNy5Nfo
そして、それを跳ね除けようとしたが、
動揺が隠し切れない私の攻撃などいとも簡単に交わされて
私は地面に押さえつけられた。
202: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:47:54.06 ID:L6dNy5Nfo
「ったく……喧嘩は困るんだよ。お祭りだからってはしゃぎ過ぎなんだよ」
まさか町の保安官……!? 馬鹿な!
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