302: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:30:17.32 ID:L6dNy5Nfo
「はい、つまりは……魔術契約書である、あれを破壊すれば
亜美ちゃんと真美ちゃんのご両親は元に戻るの」
303: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:30:49.85 ID:L6dNy5Nfo
「俺と真ちゃんが勝ったほうがこの契約書の持ち主ってことにしよう」
「しかもこの契約書はこの町の所有権も兼ねている、優れものだ」
「つまり、こいつを破壊することはこの町の自由をも意味している!」
304: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:31:17.64 ID:L6dNy5Nfo
「受けて立とう!」
伊集院北斗と真がゆっくりと近づく。
305: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:31:43.38 ID:L6dNy5Nfo
とても人が人を殴って出す音なんかしていなかった。
岩でも砕きそうな音がしている。
真は今、自分の中の限界値をとっくに超えて戦っている。
306: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:32:12.14 ID:L6dNy5Nfo
「……ッッ!」
地面に転がる真はゆっくりと立ち上がった。
307: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:32:38.88 ID:L6dNy5Nfo
「いいから!! それでもいいんだ。雪歩」
「ボクは……ボクはここでやらなきゃいけないんだ」
308: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:33:12.53 ID:L6dNy5Nfo
「本当はッッ! こんなのッッ! 趣味じゃッ!
ないんだけど……ねッッ!」
309: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:33:59.85 ID:L6dNy5Nfo
「ぐっ……」
よろめいた隙をついて横っ面を一気に殴り飛ばして窮地を脱した。
310: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:34:25.61 ID:L6dNy5Nfo
そんなことをしたらあなたの身体は……。
「で、でも」
311: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:35:57.07 ID:L6dNy5Nfo
「うおおおおおおおっっ」
伊集院北斗の電撃のようなラッシュが真の身体を次々と撃ちぬいていく。
312: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:38:45.98 ID:L6dNy5Nfo
「ぐっ、おおおあああああ゙ああーーーっ」
「だ、誰も……悲しまないように……」
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