401: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:28:14.22 ID:+Qo3lcGpo
ふらふらとした足取りで片手には空のワイングラス。
もう片方の手には空のワインボトルを持った女の人だった。
402: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:28:50.90 ID:+Qo3lcGpo
「あ、あのここで何をしてるんですか?」
「ふぇ〜? 私も印税でガッポガポだからね!
ちょっと旅に出ようと思ってさ〜」
403: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:29:24.83 ID:+Qo3lcGpo
「ん?」
404: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:29:50.79 ID:+Qo3lcGpo
「我那覇さんっ!?」
405: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:30:27.83 ID:+Qo3lcGpo
いくら同じ航路を使っているとしても、
その近くを私達の船が通ったのは運が良すぎると言ってもいいくらい。
406: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:30:59.89 ID:+Qo3lcGpo
「響!?」
「響ちゃん!?」
407: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:31:26.17 ID:+Qo3lcGpo
「真はロープを持ってきて!」
ざぶんと私は海に飛び込んだ。
408: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:32:01.84 ID:+Qo3lcGpo
「はぁ……、な、なんとか助けたわ」
「まだだよ千早」
409: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:32:39.21 ID:+Qo3lcGpo
音無さんはなんとか彼女の部屋を聞いてそこへ閉じ込めた。
何故あんなになるまで酔っ払っていたのかは特に聞かなかった。
別に酔っ払いと話すのが面倒だったってことじゃないわよ。
410: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:33:35.03 ID:+Qo3lcGpo
「う、……ん、た、貴音……」
「はっ!? ち、千早……な、なんで」
411: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:34:04.80 ID:+Qo3lcGpo
「えっと、響ちゃん……そんな顔しないで」
萩原さんも同じように思ったのか少しビクつきながらも我那覇さんを促す。
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