618: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 10:01:58.63 ID:abMfBsPXo
「今、地盤を作りなおして、このお堀を全部埋めてあげます……!」
「奴ら、何かするつもりだぞ……! 例の奴の起爆を始めろぉ!」
619: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 10:02:32.08 ID:abMfBsPXo
「撃てェェーーーーーッ!」
「不味い……!」
620: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 10:03:40.58 ID:abMfBsPXo
その瞬間、地面を大きく揺らす爆発音が聞こえる。
帝国軍は土系統の魔法を使ってくることを予想していたらしく、
お堀の内側に、ちょうど私達の立っている真下に
爆弾を何十個もしかけておいたらしい。
621: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 10:05:37.10 ID:abMfBsPXo
地面を崩された私達は次々と堀の水の中に落ちていく。
私も同様に水の中に落ちてしまう。
622: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 10:07:13.46 ID:abMfBsPXo
不味い、このまま水面に顔をだしていたら的になってしまう!
「どうする……! 千早! なんとか脱出しないと!」
623: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 10:09:40.42 ID:abMfBsPXo
だけど、考えている暇なんてなかった。
水面に浮く私達に向けてすぐに矢が大量に飛んでくる。
味方だっているはずなのに躊躇いも何もなく打ち込んできてる。
624: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 10:10:47.10 ID:abMfBsPXo
「ハム蔵……!?」
「なんだあのバハムートは! 撃ち落せ!」
625: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 10:11:27.48 ID:abMfBsPXo
「ひぃぃい、ま、真ちゃん〜〜!」
「雪歩!」
626: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 10:11:55.11 ID:abMfBsPXo
私達のことなんてお構いなしにぐるんぐるんと旋回を続けながら
飛ぶバハムートはようやく私達を城の中へと放り込んだ。
627: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 10:12:22.60 ID:abMfBsPXo
「我那覇さんの部屋……?」
「あんな風に窓を木材で打ち付けて陽の光も浴びないで
ここで過ごしてたのかなぁ」
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